フォトシネマニア・大谷が語るLiFE*3の魅力
大谷和利
[テクノロジーライター、AssistOnアドバイザー]
2002年の初代LiFE* with PhotoCinemaとの出会いこそ、デジタルステージとの出会い。「写真を映画のように見て楽しむ」というコンセプトが心に留まり、発売前のプレス向けのベータ版を使ったところ、実際に出来上がったスタイリッシュなフォトシネマに、写真の見方が変わることを予感する。これまでに幾度に渡りLiFE*の記事を執筆し、そこから多数のフォトシネマ・マニアが生まれている。個人的に大きなイベントがあるたびにフォトシネマを作り、周りの人たちを笑顔にしている。http://www.assiston.co.jp/
【第1回】フォトシネマの楽しみとは?
【第2回】LiFE3の注目機能、おまかせシナリオってなぜ大事?
【第3回】Web上で大活躍!なフォトシネマの活用法
【第3回】Web上で大活躍!なフォトシネマの活用法
親しい人にも、世界の人々にも
気持ちが届くインターネット
完成したフォトシネマの楽しさを共有しよう
さて、今回の短期連載コラムの2回目までで、フォトシネマの概要や、LiFE* 3の進化のポイント、そして、制作の大まかな流れを説明してきました。最終回となる3回目では、出来上がったフォトシネマを自分以外の多くの人と共有して楽しむ方法についてお話することにしましょう。
実は、フォトシネマは、作ること自体も面白いと言えますが、他の人たちに観てもらったときの反応や驚きも、また楽しいのです。それは、この連載の冒頭でも触れたような「自分と誰かが、イメージや思い出を共有することのできた瞬間」だからに他なりません。
自分の経験から、その時の感動は、写真が撮られてからフォトシネマとして観られるまでの時間に反比例して大きくなるように感じます。つまり、撮影からフォトシネマ化、そして公開までのプロセスが短いほど、感動も高まるのです。
もちろん、しっかりと作り込んだフォトシネマにも、ジワジワと心に染みいるような魅力があります。そこで大谷は、大切なイベントなどでは、2回に分けてフォトシネマを作るようにしました。
たとえばウェディングのフォトシネマならば、結婚式で撮影した写真をパーティまでに、あるいは、式と披露宴で撮影した写真を二次会までに、おまかせモードでフォトシネマ化して、数十分以内に参加者全員で観られるようにします。その上で、後日、じぶんでモードも組み合わせて作り込んだフォトシネマをDVDに焼いて、新郎新婦やそのご家族に配布するのです。
このように二段構えでフォトシネマを作ることによって、イベント当日の場を最高に盛り上げながら、そのときの感動を1つのパッケージに閉じこめて贈ることができるようになります。
LiFE* 3には、市販のブランクDVDケースを利用してセルDVD並みの美しいパッケージを簡単に作れるジャケットプリント機能も備わっています。オリジナルDVD+パッケージの組み合わせは、最もフォーマルな形でフォトシネマを残すことのできる方法であり、大切な方へのギフトにもピッタリです。
フォーマルなDVDとカジュアルなネット配信
たぶん、フォトシネマの公開方法として最も効果的なのは音楽と同じようにライブ、すなわち、その場で作者と観る人たちが一体となって楽しんでしまうことでしょう。
一方で、フォトシネマを愛蔵版のメモリアルとするのに最適の方法は、上記のようにDVDに保存することです。
では、その場に居られなかった人も含めて、より多くの人々にフォトシネマを観てもらったり、作品としてのフォトシネマのファンを増やしたいような場合には、どうすれば良いのでしょうか? それには、インターネットを使った公開が適しています。
フォトシネマをネット上で公開することのメリットは、何と言っても、そのカジュアルさにあります。作者は簡単な操作で瞬時に公開できますし、観る側もネット環境さえあればいつでもどこでも鑑賞することが可能です。
最近では、Webサイトのトップページに動画を組み込むケースが増えているだけでなく、バナー広告なども単純なアニメーションから凝った動画を使うものが目立つようになってきたりと、インターネットの世界も静から動への移行が進んできました。それは、動画を利用することでサイトや広告の内容がわかりやすくなり、より一層の興味を持って見てもらえるためです。
個人のブログやWebページでも、フォトシネマを組み込むことで、同じような効果を期待できます。そのためには、フォトシネマをムービーデータとして書き出して、それを埋め込む形で表示するだけで良いのです。
一般のブログサービスの場合には、個々に埋め込み方が異なっていたり、中には動画の埋め込みに対応していないものもありますから、それぞれの窓口に確認してみましょう。
自身でWebページを作るのであれば、Web制作ソフトのBiNDを利用すると、ムービーを簡単に組み込むための仕組みが用意されていて、作業を楽に進めることができます。

[図4]
フォトシネマをブログに組み込んだ例。これはデジタルステージの開発ブログだが、言葉による説明に加えて、実際に再生可能なフォトシネマの映像が組み込まれたことによって、見た目も魅力的になり、内容にも説得力が増している。

[図5]
自分のWebサイトでフォトシネマを利用したいという場合には、サイト構築にBiNDを利用すると楽に組み込むことができる。BiNDは、Flashサイト制作ソフトのID for WebLiFE*との連携やムービーの組み込みが簡単に行えるように作られたWeb制作ソフトだ。
手軽さが嬉しい個人放送局"YouTube"
ともかく手軽にフォトシネマを公開して楽しみたいという人には、YouTubeの活用をお勧めします。誰もがムービーをアップロードして公開できるYouTubeは、インターネット上の個人放送局とも言える無料の動画共有サイトです。
YouTubeでは、アップル社などの大手企業やマイケル・ジャクソンをはじめとする大物ミュージシャン、映画会社、NHK、あるいはカリフォルニア大学バークレー校などの教育機関も公式チャンネルを開設して、動画による情報発信を行っています。もちろん、LiFE* 3を開発したデジタルステージの公式チャンネルもあります。
こうした会社やプロのアーティストと、個人が対等に作品を公開できてしまうところもYouTubeの面白いところです。さらに、YouTubeにアップロードしたフォトシネマを自分のブログやWebサイトに埋め込むことも可能なので、容量の大きなムービーの保存場所として利用しても良いでしょう。
LiFE* 3には、フォトシネマによるムービーをYouTubeに直接送信できる専用アップローダー機能が付いていて、ワンタッチでアップロード処理を行えます。そのため、LiFE* 3のリリースから5日間で250本ものフォトシネマがYouTubeに投稿され、その数は今も増え続けています。
他のユーザーのフォトシネマを観てみると、写真の撮り方やスタイルの使い方、音楽の選び方などで参考になる部分がきっと見つかるはず。さあ、自信作を作ってYouTubeデビューしてみましょう。
[図6-1]
YouTubeへのアップロードを行うには、先の「あげる」ボタンのクリック後に表示されるウィンドウから「フォトシネマをYouTubeに公開」を選択する。すでに書き出し済みのムービーを、後からYouTubeに公開することもできる。
[図6-2]
アップロードの際には、アカウント情報や、作品に関する必要事項を入力する。公開設定は、誰でも閲覧可能な「パブリック」と閲覧者を限定する「プライベート」が選択可能。その後「利用規約」や「楽曲著作権確認」を経て、ムービーの書き出しとアップロードが行われる。
[図7]
アップロードされたフォトシネマの例。アップロードが終了しても、YouTube側で配信用のデータ作成や画質の最適化などの処理が行われるため、実際の公開までには少し時間がかかる。また、公開当初の画質が良くない場合でも最適化処理後に向上するので心配ない。











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