検索エンジン対策のキーワードに設定する内容
[ページ設定]や[コーナー設定]の[検索ロボット巡回設定]の[キーワード](HTMLソースでは<head>要素のなか)には、GoogleやYahoo!といった検索エンジンで検索されるであろうキーワードを選んで入力します。
BiNDでは、SEOのために、サイトの内容を検索ロボット向けに知らせる「キーワード入力」が行えます。入力は、[コーナー設定]もしくは[ページ設定]の中にある[検索ロボット巡回設定]で行えます(Tips#60で紹介しています)。
キーワードを設定するときは、大前提として、キーワードを入力するだけでなく、その内容がページ中にも《表現されている》ことが必要です。
たとえば「シューズ、靴」というキーワードを[検索ロボット巡回設定]に設定しても、そのコーナーやページ内にはその言葉が出ていなかったり、キーワードと結びつかない足の健康などの事について書かれているなどすれば、結局はキーワードとして認知される率は低くなります。検索ロボットは、キーワードだけでなく、本文の解析を行っているためです。
また、キーワードからページを訪れた閲覧者をガッカリさせます(目的と異なるページが開いても、次のページへ進んでもらえません)。
一方で、キーワードが設定されていないページでも、そのページに的確な文章が入っていれば検索エンジンはそれを拾っていくので、それなりにSEO効果があります。
Google AdWordsとは、Google検索の画面などに表示されるスポンサー広告です。その広告を出すときのキーワード選びのために準備された無料のオンラインツールが「Google AdWordsキーワードツール」です。たとえば、「せんべい」関連のキーワードを調べると、図のような関連キーワードを表示、それぞれの検索されている数をチェックできます。
■Google Adwords キーワードツール
https://adwords.google.co.jp/select/KeywordToolExternal
使用方法などのヘルプはコチラ
このようにキーワードを探ることで、コンテンツとユーザーの探しているものをより正確に結びつける行為をマッチングと言います。
キーワードを選ぶ際、あまりに大きな括りのキーワードだけでは、競争相手が多すぎてSEO効果が小さくなります。
こういったキーワードのことを「ビッグワード」と読んでいます。おおざっぱで、誰もが検索するキーワードです。たとえば、「本」「レシピ」「ニュース」「自動車」「ショッピング」などはビッグワードにあたるでしょう。こういったキーワードだけ並べても、大手のサイトが上位に表示されることが多く、キーワードを設定するメリットがありません。
このような自サイトにより即したスモールワードの組み合わせ、キーワードを検討することで、SEOの効果が上がってきます。