この画面はまさにページの“なかみ”をつくるところです。写真やテキストなど、ページの内容となる部分を加えていくことができます。
A ページを編集するボタン
クリックするとこのボタンがキミドリ色に変わり、ページを編集できる状態になります。
B 100%表示ボタン
実際に公開される100%の大きさで画面を表示することができます。画面の大きさを変えて作業している場合などで便利です。
C BACKボタン
サイトマップ画面に戻ることができます。
ページ編集するボタンをクリックすると、画面の中にいろいろなマークが表示されます。それとともに、画面の中でポインタを動かしてみるとキミドリ色のハイライトの枠が表示されます。これらの状態でクリックすると、アイテムエディター画面が表示されます。
マークや、キミドリ色のハイライトが表示されます
アイテムエディタとは、あなたの想いを“かたち”にする場所です。
この画面はいくつかの“ペイン”で構成されています。ペイン[pane]とは1つのウィンドウをいくつかの表示領域に分割したときの、1つの領域のこと。このペインがいくつか集まったものがアイテムエディタです。けれど、アイテムエディタの画面は、いつも決まったペインが出てくるわけではありません。テキストを入力するような場合は、入力するペインの画面になります。また、背景の写真を貼り付けたり音楽を埋め込んだりする場合は、写真を選ぶペインや音楽を選ぶペインの画面になります。つまり、選んだコンテンツ部分(キミドリ色のハイライト)やドレスチェンジ(ドレスチェンジマーク)によって、表示されるペインは変わります。あなたの想いをかたちにするための道具は、あなたの表現したいことによって変わってくるわけです。
(例)フォトカタログ編集のアイテムエディタ画面
コンテンツ部分にポインタを配置すると、キミドリ色のハイライトとコンテンツマークが表示されます
ドレスチェンジボタンにポインタを配置すると、ボタンがキミドリ色でかこわれます
四角いキミドリ色のハイライトと丸いマークが表示されるところは、基本的なコンテンツ(内容)が入る部分です。たとえば、ID Diaryのページでいうと日記部分や写真を貼りつける部分、ID Albumのページでいえば写真やコメントの部分です。
小さな四角いボタンがついてるところは、ドレスチェンジできる部分です。ドレスチェンジとは、カートリッジにそなわっている様々なデザインを変更できる機能です。たとえば、〔BG〕というボタンのところはBack Ground、すなわち壁紙を一新することができます。また、〔MLG〕というボタンのところはMotion Logo、タイトルをアニメーションさせることができます。
コンテンツ部分のアイテムもドレスチェンジのアイテムも、ここで紹介したほかにたくさんの種類があります。カートリッジによって使うアイテムが違うので、そんなところも楽しんで選んだり、編集したりしてみよう。
Photo Mark
デジカメやスキャナーで取り込んだ写真を入れることができます。Photoって書いてあるけど、もちろんイラストでもOK.。画面の場所によって、インパクトのあるものにしたり、テクスチャーっぽいものにしたりと工夫してみよう。
Date Mark
名前のとおり、日付をいれることができます。更新があたりまえのウェブサイトでは、日付を入れることは重要です。Newsを伝えたい場合などには、時間まで入れてみるのもワザです。
Text Mark
タイトルや本文などのテキストを入力することができます。タイトルで使うような一行だけのものや、本文で使う長いテキストを入れられるものまで、いろいろな種類があります。
Link Mark
リンク名とリンク先を指定することができます。「詳しくは…」って、別のページにリンクを飛ばすと、ページの構成もスマートで見やすくまとめられたり、外部のサイトにリンクさせたりできるのでとっても便利です。
BGM Mark
ページのBGMを選ぶことができます。読み込むのはMP3形式の音楽ファイル。トップページで、見に来た人たちをBGM付きでお出迎えもするのもいいかも。もちろん、このマークがあってもあえてBGM無しっていうのもOK.。
PhotoCinema Mark
IDの双子の姉妹PhotoCinemaでつくった作品を読み込むことができます。これは、PhotoCinemaカートリッジにのみ備わっている機能です。
ほかにも・・・
ここまでで紹介したほかにも、マウスで画面内を動かして表示されるキミドリ色の四角いハイライト部分には、さまざまなコンテンツが用意されています。カートリッジによって、内容の構成が違うので、いろいろなカートリッジに備わっている機能を試してみましょう。
(Text format)
ページ全体の書体や文字の大きさを一括で設定できるドレスチェンジです。内容やサイトの雰囲気に合った文字に変えてみよう。
(Back Ground)
背景のテクスチャーを一新させるドレスチェンジです。木やアルミ、紙などさまざまなテクスチャーが用意されています。
(Motion Logo)
タイトルをアニメーションさせるドレスチェンジです。英語[E]、日本語[J]それぞれに対応したモーション・ロゴがあります。
(Button)
「NEXT」や「再生」など、さまざまなボタンの形状を変更できるドレスチェンジです。自分のIDサイトにぴったりのボタンを選んでみてください。
(Line)
ページ内の罫線の色を設定できるドレスチェンジです。大きく目立つドレスチェンジではいけれど、ラインの色ひとつで雰囲気がグッと変わります。
(BG Animation)
背景にアニメーションを追加するドレスチェンジです。雪や桜吹雪などがあります。自作のFLASHムービーを貼りつけることも可能です。
FRM
(Photo Frame)
写真のフレームを変更するドレスチェンジです。写真に合わせてフレームも選んでみると、見え方も変わってくるはず。
ペインについて
「pane」は英語で「窓ガラス」「窓枠」というような意味。
コンピューターでは、1つのウィンドウをいくつかの表示領域に分けたとき、そのひとつひとつの領域のことをペインと呼びます。アイテムエディタに出てくるのも、このペインです。
IDでは、カートリッジの種類によって組み合わせられているアイテムが違います。そして、そのアイテムを編集するペインの種類や数も変わってきます。たとえばテキスト設定をするアイテムなら、テキスト入力、からーの選択、スタイルの選択などのペインが含まれていたりします。また、背景を設定するドレスチェンジなら、画像ファイルかSWFかカラーを使うかを選ぶペインが含まれていたりとさまざまです。
このように、ひとつのアイテムの中にいくつものペインが詰めこまれています。
ここでのペインは、つけたいタイトルやその色、モーションの種類、貼り付けたい写真などを好きなように選んで、ページをつくりあげていく大切なもの。
つまりペインの設定をすることによって、つくったページは“あなただけのページ”に生まれ変わることになるんです。
IDのアイテムエディタでよく使うペインを紹介します。
実際にコンテンツを編集したり、ドレスチェンジをするときには、これらのペインがさまざまに組み合わさったかたちで登場します。
一行でテキストを入力するようなペインは、タイトルやサブタイトルなどで使われることが多い。
たくさんテキストを入力するようなペインは、本文を書くところ。たとえば日記部分とか、号外の内容部分とか、たくさんコメント書くところなど。
(日付)
日付は直接入力することも、リストから選ぶこともできる。
(曜日)
曜日は日本語表記か英語表記かを選べます。また何も表示させないこともできる。
(時刻)
時刻は、現在の時間を12時間表示か24時間表示かで表示させることができる。
また、直接打ち込むことも可能。
(スタイル)
リストの中からフォントスタイルが選べます。
画像ファイルを選ぶペイン。たとえ大きなファイルでも、自動的に最適なサイズのコピーをつくる仕組みになっているからとっても便利です。
1. 選択画面
「選択」のボタンをクリックして、選択画面をひらきます。この中のフォルダをクリックすると、フォルダを選択する画面があわられます。
2.フォルダを選択画面
フォルダを選択する画面の中でフォルダを選んで「選択」をクリックすると、選択画面にフォルダ内の画像が表示されます。
3.選択画面
この中のひとつを選んで「確定」をクリック。
4.画像プレビュー
トリミングボタンをクリックすると、画像プレビューの画面があらわれます。この画面の左下にあるツマミをドラッグして、画面をズームさせて大きさを決めます。その右横のボタンで画像を回転させることもできます。
5.構図を整える
画面の中でマウスを動かして手のマークになったら、画面を好きな位置にドラッグします。
自由にBGMを選べるペインです。MP3ファイルを選んで、ページを開いたときに再生させることができます。
1.フォルダを選択画面
画像を選ぶときと同様に、「選択」をクリックして選択画面をひらきます。さらに、「フォルダを選択」をクリックすると画面があらわれます。この中から音楽ファイルの入っているフォルダを選んで「OK」をクリック。
2.選択画面
選択画面にもどると、選んだフォルダ内のファイルが表示されます。ひとつファイルを選んで「確定」をクリック。
3.確認する
再生ボタンをクリックすると、BGMが確認できる
色を選ぶことができるペインです。
たとえば、文字の色や背景の色を選ぶときに使います。
色を選ぶ
色のついた四角いところをクリックすると、カラーパレットがあらわれます。
この中の使いたい色を選んで、「確定」をクリックします。
内部リンク
同じサイト内にあるページをリンクさせる場合は、「内部リンク」にチェックします。そして「リンク先のコーナー」の右にある▼をクリックして、リンク先のページを選びます。
外部リンク
別のサイトのページをリンクさせる場合は、「外部リンク」にチェックします。そして「リンク先URL」にリンク先ページのURLを入力して、右の▼をクリックしてターゲットを選びます。
self
同じウィンドウにリンク先を表示させます。
blank
新しいウィンドウを開いて、そこにリンク先を表示させます。
parent
フレームのページを使っているとき、ひとつ上のフレームと切り替えてリンク先を表示させます。
top
フレームのページを使っているとき、そのフレームと置き換えてリンク先を表示させます。
参考
IDのデフォルトのカートリッジでは、フレームを使ったページはありません。
フォトシネマはIDの双子の妹で、写真をまるで映画を観るように楽しむことができるソフトウェアです。このフォトシネマでつくった作品を選ぶことができるペインです。
▼をクリックすると、あなたのフォトシネマのファイル一覧が表示されます。この中からひとつを選びます。するとフォトシネマのマークのところに画像があらわれます。
参考
サイトからフォトシネマを見るときは、Adobe Shockwave Playerが必要です。これは無償でダウンロードできます。
テクスチャー選択は、背景のドレスチェンジなどでよく使われるペインです。他のペインと違って、その下に「画像ファイル」「SWFファイル」「カラー」の3つのペインが連なっていて、その中のひとつを選ぶことができます。つまり、写真やイラストを貼るか、FLASHムービーを飾るか、また一色で塗りつぶすか、好きなスタイルに仕上げることができるのです。
テクスチャー選択の設定のやり方
テクスチャー選択からどれかひとつを選びます。その選んだものと同じペインの設定をします。
1.テクスチャー選択から、ひとつを選びます。
2.つぎに、選んだテクスチャー(画像ファイル、SWFファイル、カラーのどれか)を設定します。ここでは、画像ファイル、SWFファイル、カラー、それぞれを選んだ場合の例をあげて紹介します。
元の画面
変更後の画面
画像ファイルを選んだ場合
カラーを選んだ場合
SWFファイルを選んだ場合