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── このような独創的な神社サイトを開設したきっかけはなんですか?
もともとは4〜5年前にプロに頼んで立ち上げました。当時はそれほどウェブサイトが主流ではなかった時代で、あるというだけで満足していました。そのまま放置していたのでアクセスも伸びず、そんな状況のなか次第に「更新がない」という苦情が増えてきて。そこで、当時一番若かった私が更新を任されることになったんです。
とは言ってもサイト制作は初めてですから、とにかく右も左もわからない状態でした。ちょっとずつ覚えていきましたが、さわりすぎて、元のページを完全に壊してしまったんです。とにかく「今の状況を解決しなくては!」と、今度こそ迷わず簡単に作れるソフトを探し、そこでたどり着いたのがIDでした。
── IDへのリニューアルはどうでしたか?
それまであったすべてのページをID化して、リンク切れや内容がわかりにくくなっていた問題を解決したんです。迷わず一気にできたのがよかったのだと思います。
結果、ものすごく好評でした。「神社界」にはない斬新なものだと。デザインをいわゆる神社らしい固いテイストにしたくなかったんです。その意味でも、IDのアニメーションなどのFlashの効果がよい評価につながりました。
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── プロに頼むという選択肢はなかったんですか?
まず予算がありませんし、更新を他の人に委託すると最短でも2〜3日、場合によっては1週間ぐらいかかってしまう。これではウェブとしての更新の意味がありません。やはり更新する早さと手軽さがサイトの魅力を左右すると思うんです。それには自分でやるのが一番。
今日、桜が咲いたなら、その日のうちに桜の写真をアップする。そして「今日、咲きました」とお知らせする。小さいことのようですが、これがとても大事なんです。その点でもIDは手軽でとても相性がよかったですね。
── リニューアル後、どのくらいアクセスは伸びたのでしょうか?
リニューアルする4年前までは、累計でわずか5万アクセスだったのが、IDのリニューアル後だけで100万アクセスを突破しました。さらにBiNDにしてから増えて、今では毎日1400件以上になりました。アクセス数も増えてくると、今度は「見やすい」「分かりやすい」ウェブを目指すようになってきました。そんなときBiNDが発売され、「すごいタイミングだ!」と。
── BiNDとIDをうまく使い分けているみたいですが?
デザインとしてクオリティーの高いものがID。BiNDの良さは、見やすさ、分かりやすさ、更新のしやすさ、ページサイズの自由さ、だと思います。それらを活かして両方を組み合わせています。
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── 更新を続けられる秘訣は何でしょう?
やっぱりお客さんの反響があるから続くんでしょうね。反響はものすごくモチベーションになるんです。反響があって喜んでいるのはわたしだけではありません。最初はウェブに興味がなかったうちの神主も、最近は2、3日更新をしないだけでうるさいんですよ(笑)。
── そして更新と反響というのは繋がっているんですね。
とにかく、神社が何をしているのかをリアルタイムで伝えたいんです。そして身近に感じて欲しい。近寄りがたいというイメージがあると思うんですけど、「とりあえず一度来てもらいたい」ということがすべてです。神社として本来、まず伝えるべき由緒や由来とかいろいろなお話がありますが、そういう長い文章、長い歴史を最初に伝えるよりも、とにかく懐かしい空気、空間がここにあるということを、一人でも多くの人に伝えたいんです。そしてここは神社であるだけではなく、何千年も昔から続く太古の森なのです。
その歴史は何も言わずともみなさんの肌で感じてもらえるんじゃないか、と。語るよりも、まずここに来て感じて欲しい。そういう気持ちで今も毎日ウェブサイトを作っています。
── ありがとうございました。


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