「暮らしの工房」サイトを作ることになったきっかけは何でしょうか?
「有限会社 暮らしの工房」の創立の際にホームページも合わせて立ち上げました。当時は別のソフトで製作していましたが、ふとしたことでデジタルステージのデジカメソフト「LiFE with PhotoCinema」に出会ったのをきっかけにIDを知り、続いてBiNDが発売され「こりゃ〜楽ちんで面白そうだ」と、ホームページを移行していまに至っています。こうして振り返ってみると「LiFE with PhotoCinema」との出会いが「ID」や「BiND」でのホームページ作りの始まりですね。
受賞されていかがですか?
正直驚いています。応募時は「ウェブライフ・マスター賞」狙いだったので、まさかこのような賞を貰えるとは夢にも思いませんでした。本当にビックリです。
あと副賞の「Wii」も以前から購入するかどうかを迷っていたので喜びも2倍です(笑)。
サイト作りで一番こだわっている点や工夫している点はありますか?
「シンプル」で、「見やすく」、「分かりやすい」、「統一感のあるサイト」を心がけています。
「シンプル」にする為に、情報量(写真枚数や文字数)を出来るだけ絞っています。私自身、他のサイトを訪問したときに文字が多いページを読むのが苦手だからです(笑)。
ページの表示時間を短縮して「見やすく」する為に、データーの量を出来るだけ少なくしています。また、動画などデーター転送に時間がかかりそうなものは新規ウィンドウで開くようにして、転送している間にその他のページを読めるようにしています。
「分かりやすく」する為に、クリック後のアクションのルールをなるべく統一しています。「BiND」では、簡単に色々なアクションが出来てしまいますが、あまり色々やると訪問された方が混乱するので、直感的に操作出来るようにしています。また、ページの階層が深くならないように気を配ります。あまり深いと見ている場所の位置を見失ってしまうので。サイトマップのページが必要ない程度にとどめています。
「サイトの統一感」を出す為に、ロゴマークの各カテゴリーのカラーを背景色に使用し、基本的なレイアウトは各ページとも共通にしています。ロゴマークと同じ背景色を採用することで、ナビゲーション機能も果たしています。
IDからサイトをリニューアルしてみていかがですか?
BiNDサイトにして一番変わった事は、互換チェックをあまりしなくなった事です。BiNDを信じて、ちょっと手抜きしてます(笑)。
あと「ナイス!BiND&IDサイト」を頻繁にチェックして、みなさんどうやってBiNDとIDを共存させてるのか参考にさせて頂いています。
ついでに苦労話をすると、今回BiNDに移行するにあたり一番の課題だったのが、既存のIDサイトをどうするか?と言う事でした。 そのままBiNDに貼付けても、階層が深くなってしまったり、リンクボタンの統一が出来なかったりと「とってつけた感」が出てしまいます。それがどうしても許容出来なかったので、違和感無くなじませる為に、実は既存のIDページの半分は作り直して、残りの半分はBiNDにて新規に製作しました。苦労した甲斐があって満足のいくサイトになりましたが、結構大変でした(汗)。
BiNDサイトとはどんな役割を果たしているでしょうか?
通常のホームページとしての役割の他にプレゼンテーションツールとしてのウェイトも高いです。「暮らしの工房」の業務内容が多岐にわたっていて、言葉ではなかなか上手く伝えにくいので、ホームページを見せながらお客様に説明したりするのに役立ちます。そのあたりが、ホームページの見た目や使い心地に反映されているのかと思います。
最後に、ひとことお願いします。
BiNDで出来る事は沢山ありますが、その中で自分のホームページに合ったものをいかに絞り込めるかがポイントだと思います。BiNDは手軽に色々な事が出来てしまいますが、一番重要なのはホームページを「作る事」ではなく「見て(読んで)もらう事」ですので、「見やすいサイトの製作」を心がけるのが大切だと思います。
私の場合、まずは「KOBO*PAPER」というコラムのページでBiNDの機能を試しています。そして、その過程で発見した使えそうな機能をメインのページで使うという流れで製作しています。各コラムをクリックすると新規ウィンドウで開く設定にしているので、
多少メインページと勝手が違っても違和感無く閲覧出来ますから、機能をいろいろ試したい方にはお勧めです。