BiNDを使って作ったユーザーサイト インタビュー:ポートフォリオ編

kasaikdesign

Webサイトは、自分の存在を知らせる「分身」のようなもの。
借り物ではない‘自分のデザイン’が実現できたところに、満足。

書籍やマンガの装丁やデザインを手がけるフリーランスのデザイナー・葛西さんは、ポートフォリオサイトをBiNDでリニューアル。
サイトは自分の分身であるからこそ、こだわりを形にできないと困る。その願いに応えたのがBiNDです。


WordPressからのリニューアルに、BiNDを選んだ理由

すごく個性的で、すてきなデザインのサイトです。サイト制作は慣れていますか?

私自身、Webデザインについては詳しいことはわからないです。友人に詳しい人が多いので、以前のサイトはWordPressでベースを作ってもらい自分で更新していたのですが、段々と見せ方やデザインを変更したいところが増えてくるものの、WordPressでは、ページごとにデザインを変えるなどといった面では融通が利かずどうしようかな・・と。
そんなとき、BiNDに出会いました。解説本が付いていたので、何ができるのかをざっと読んでからBiNDを数時間触り、Photoshopで作った絵をスライスしながら配置しました。そうしたらサイトになったので、これなら自分でもできるなと思いました。

ページ数が、かなりボリュームの多いサイトですね。

ポートフォリオサイトなので、作品ごとにページを設けています。それで自然と増えてしまって。まだ全部載せきれていないのですが、最終的に100ページくらい作ればようやく過去の作品がすべて掲載できるのではないかと。
量は多いですが、ひとつのブロックをカスタマイズしてデザインができたら、あとはそのブロックをコピーして必要なところだけ部分的に変更すればできてしまうので、ページがたくさんあってもつらくなかったです。


文字もこだわれるから、Webフォントを愛用

デザイナーさんならでは、Webフォントを使いこなしていますね。

Webフォントのことは知らなかったのですが、解説本を読んでいたら使いたくなりました。
Webデザインは文字に好きな書体を使おうとすると画像にするか、OSの書体に頼るかで、文字にこだわれるイメージがなかったので。BiNDのWebフォントだと、普段、装丁の仕事で使っているようなものまで揃っていて、とても充実しているのがうれしいですね。
Webフォントはデザイナーから見ても表現の幅が広がります。また、解像度の高いモニターで見てもきれいですよね。


新しい仕事との出会いは、たいていサイトからの問い合わせ

葛西さんのお仕事にとって、Webサイトは必須ですか?

自分のサイトがない、と言うのは・・想像できないですね。仕事のために「なくては困るもの」です。
私にとってサイトは、積極的に営業活動するためというよりは、これまで手掛けた自分の作品が見せられるようにアーカイブするのが目的というか。
新しい仕事はこのサイトを経由してメールで問い合わせいただくことが多いんです。どこかで名前で検索してくださったり、本を見て探していただいたりして、結果的に、自分のこれまでの作品に共感してくださったりして、ご連絡いただけるのだと思います。そういう時にサイトがないとどうなるのかな・・やはり、ないというのは、もう想像できないですね(笑)。


自分らしさの出ないツールを使い続ける気にはなれない

プロフィールサイトをブログやソーシャルメディアで済ます人も増えています。BiNDで作れるホームページとほかのサービスの違いは感じますか

今はいろいろなWebサービスがありますが、ブログやソーシャルメディアは、自分らしい、オリジナルのデザインをしたいというときに、はた、と困ります。表現するほうにとっては、これが流行ってるとか、新しいテクノロジーだとかは、あまりどうでもよかったりするので。
Webサイトは、インターネット上での私の分身でもあります。なのでデザイナーとしては、自分で作りたいカタチをデザインしたい。‘自分のデザイン’がBiNDでは実現できたところが、BiNDでリニューアルしてみて、満足できたところです。

葛西さんにとってはこのサイトはどんな存在ですか?

そうですね・・。「こういう人間がいますよ」「葛西恵という装丁家がいますよ」ということを世の中に伝えるためのものです。インターネット上で、さりげなく、自己紹介できるような存在。誰かと出会うためのきっかけづくりのような、それがこのサイトです。

「kasaikdesign」トップページ

 

装丁などデザインした作品が一挙に並ぶインデックスページ。

 

数十ページに渡る各作品ページは同じレイアウトを使い効率よく作成。Webフォントは、筑紫A丸ゴシックを使用。

 

どんな装丁にするかは、編集者とアイディアをよく出し合って形にするという。

 

カバーの裏から側面の小口まで、書籍のすみずみまで工夫を施したデザイン。

葛西 恵さん

グラフィック・デザイナー/装丁家

長崎県長崎市出身。多摩美術大学 建築学科 卒業。
都内のデザイン事務所勤務後、2000年よりフリーランスで活動。漫画や書籍の装丁、造本やページデザインも含むブックデザイン、それにまつわるロゴやグッズ、パッケージのデザインなどを行う。また、雑誌のページデザインや広告デザインも手掛けている。

はじめてサイト作りにチャレンジした人から、デザイナーを含むベテランの人までが手掛けた、 ビジネスサイトや趣味のサイトなど幅広く紹介しているWebサイト・ギャラリー。