DS NEWS - DIGITALSTAGE MAILMAGAZINE [Number] 198 [Date] 2012.02.23
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[DS_NEWS]
トピックス1 3月13日(火)、東京六本木のビジネスセミナー「アカデミーヒルズ」で平野が講演。参加申込受付中!
トピックス2 クリエイター育成を支援する「教育機関向け無償提供プログラム」
トピックス3 卒入学おめでとうキャンペーン!LiFE3スプリングキット発売中
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デジタルステージ平野です。

さて僕は今、ベルリンからの出張の戻り途中です。
実は先週、坂本龍一さんと共にドイツのベルリンから電車で1時間ほどの場所にある、とあるアーティスト村を訪ねていました。
このベルリンの視察中に4本の手記を書き、facebook上に公開しました。
そこで今回のメルマガのコラムでは、この手記をみなさんに改めてご紹介したいと思います。たった4日間の短い滞在だったのですが、僕にとっては、これからのモノづくりや将来を考える上で貴重な経験になりました。
この手記は、数年先までを見据えた僕の新しいものづくりに対してのビジョンでもあります。

ソフト会社として、ユーザーのみなさんと自分たちがどのように共に成長していく未来が描けるのか。
今、僕は、漠然とではあるけど、自分の人生における大きな転機を迎えていると感じています。
今は未来に希望を持ちにくい時代だけど、だからこそその問題を突破して、より多くの人たちとビジョンを共有して、クリエイティブな未来をつくっていきたいと思っているんです。

僕らデジタルステージは、みなさんとソフトを通じて繋がっています。
もちろん今後もソフトをバージョンアップさせていったり、あるいは新作を出したりして、みなさんにツールを提供していきますが、でも実は最近、そうしたツールをリリースするだけではなく「他にもいろんな活動ができるんじゃないかな?」と思い始めているんです。

そういう意味でも、今回のドイツのアーティスト村を視察することは、とても大事なことのように思えました。

また、『人を育てる』ということで言うと、もうひとつ、静かに僕らが進めていることがあります。
それは、1月に僕らが発表した『教育機関向け無償提供プログラム』。
これはデジタルステージのソフトを、全国の教育機関に対して無償で提供するというプロジェクトです。
目的は『人を育てる』ということ。若い人たち、そして学びたい人たちに向けて僕らのソフトを無料で使ってもらうことで、クリエイティブの楽しさを深めていくきっかけになるかもしれない、と僕らは期待に胸を膨らませ、やりがいを感じています。
おかげさまで開始から1ヶ月で、23校から約2000ライセンスものお申し込みを頂きました。

そんなこと、あんなことをやりながらも、
デジタルステージとして5年ぶりの完全新作ソフトの開発が水面下でフル稼働しています!今度の新作ソフトは、ソーシャル時代にふさわしいWebのソフトで、BiNDとはまったく性格のちがう、それだけに一緒に使うと最強、というソフト。
まずは、春から新しいUstreamの番組もスタートさせて、その開発の様子を公開し、みなさんと一緒にモノづくりをしていきたいと思っています!!!!
人を育て、ソフトを育て、そしていろいろなクリエイティブの楽しみを共有していくことを、今回の新作リリースで実践していきます!

3月以降のデジタルステージ、是非ご期待ください!!!

それでは行ってみましょう!
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ベルリン滞在記 〜ドイツのアーティスト村を訪ねて〜平野友康
ベルリン滞在記(1)『ベルリンに到着!』 何年先か分からないけど、これからはソフトだけじゃなくて、本当に人が集まる『場所』もつくってみたい、と僕は最近よく考えています。たとえば、僕らのUstream番組『ウェブコンポーザー学校』を発展させていけば、いつか『本当の学校のようなもの』がつくれるかもしれない。環境が人を育てるのなら、いつかそういう場所を自分たちの手でつくれたらいいな、と。
偶然にも、ベルリンで教授と話をしていたとき、そうした『人を育てる』話の大きなヒントが出てきました。
それでは、そんなことを考えながら旅したベルリンの手記の一日目をご紹介します。

  ベルリン滞在記(1)『ベルリンに到着!』
ベルリン滞在記(2)『ベルリン国際映画祭にまつわる話』 二日目は、僕にとって『モノづくりにかける想い』のようなものを、改めて考えさせられる一日でした。
ちょうどベルリンを訪ねたときベルリン国際映画祭が開催されていて、その関連イベントに参加できる機会に恵まれたのですが、そこで僕は『ああ、自分は普段、どんなぬるま湯な場所に身を置いているのだろう』と、恥ずかしくなり、反省することになります。
それは、ベルリン国際映画祭に集まった映画を目指す若い人たちの真剣さに、心打たれたから。
自分ももっとがんばらないと! そう思った二日目でした。

  ベルリン滞在記(2)『ベルリン国際映画祭にまつわる話』
ベルリン滞在記(3)『アーティスト村を訪ねて』 三日目、ついに当初の目的であるアーティスト村を訪ねます。
・・・そこで、僕は完璧な空間と出会います。
そこに入った途端、上に広がる空間が、目の前で数人の男女が働くオフィス部分が、そして右手にあるライブラリと、手前にある読書スペース・・・何もかもが素晴しかった。みんなのテンションは最高潮で、「もう、これだ、これだ」と頷くばかり。「こういうオフィスにしようよ」「ここが家でもいいよね」と盛り上がり、『場が持つ力』を心の底から実感し、「いつかこういう環境をつくりたい!」と心に誓うのでした。そんな第3話、どうぞ。

  ベルリン滞在記(3)『アーティスト村を訪ねて』
ベルリン滞在記(4)『僕が村を訪ねたかった本当の理由(最終章)』 最後の手記は、僕のプライベートなことも交えながら、今回の旅になぜ行こうとしたのかを述べてみました。
今年の僕の目標は『自分にリミッターをかけない』っていうこと。だから、今年は、新しい挑戦をはじめようと思っています。この夏に出す5年ぶりの完全新作ソフトももちろんそうだし、ほかにもいろいろと。

僕は思うんですが、一生、できるだけ多くの時間、「夢中」でいられたら素敵だなって。
自分の人生が、最後までできるかぎり夢中でいられること。
そのためには、人と人との関わりこそが、すべてだと思うのです。
そんなことを書いた最終話も、よかったら読んで下さい。

  ベルリン滞在記(4)『僕が村を訪ねたかった本当の理由(最終章)』
さて、いかがだったでしょうか?

僕が毎日書きなぐっただけの手記なんですが、でもなんか、とにかくソフトはもちろんのこと、ソフト以外でもみなさんといろいろなチャレンジをしていきたくて、そんな気持ちで書きました。 もし、僕らの活動全般に興味を持って下さった方は、『ソーシャルメディアの夜明け』という本もありますので、よかったら手に取ってみて下さい。
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実体験を元に平野が語る、「ソーシャル時代を生き抜くビジネス術」

3月13日(火)、世界中から最先端のビジネスパーソンが集う交流と情報発信の場「アカデミーヒルズ」で開催されるビジネスセミナー『六本木スクール』に平野友康が登壇します。
講演の内容は、「ソーシャル時代における働き方とライフデザイン」。
ソーシャルメディアの黎明期からその可能性を見つめ続け、さまざまな実験プロジェクトに取り組んできた平野の実体験をもとに、ビジネスシーンでのソーシャルメディアの効果的な活用法について2時間語り尽くします。
オンラインビジネスセミナーソーシャル時代における働き方とライフデザイン〜「ソーシャルメディアの夜明け」著書、平野友康氏に聞く〜
○講義項目(予定)
・ ソーシャルメディアが個人に与えてくれる可能性
・ウェブコンポーザー学校の経験から見えたこと
・"サカモト・ソーシャル・プロジェクト"の誕生とこれから
・「書籍++」にみる電子書籍の可能性
・質疑応答

○モデレーター
 神原弥奈子さん
(株式会社ニューズ・ツー・ユー 代表取締役)
 
◎日時   2012年03月13日 (火) 19:00〜21:00
◎受講料   5,000円(税込)
◎定員   150名 ※定員になり次第締め切らせて頂きます
◎主催   アカデミーヒルズ
◎会場   アカデミーヒルズ49
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階 →MAP
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六本木スクールとは?
「六本木スクール」は世界中から人が集まり、異文化間の交流が生まれ、新しい文化や情報が発信される『文化都心』六本木ヒルズにおいて、知識を受動的に受け取るのではなく、積極的に自分から取りにいくビジネスパーソンの新しい学びのスタイルを追求しています。短期的、長期的、2つの受講形態をご用意し、「創造」「交流」「発信」する知の拠点として"旬"な情報を提供し続けるビジネススクールです。
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クリエイター育成を応援する新プロジェクト。全国の教育機関へ、ソフトを無償で提供します!

デジタルステージでは、クリエイターを育成する教育機関やクリエイターを目指す方を支援するための「教育機関向け無償提供プログラム」を実施しています。
教育機関向け無償提供プログラム
ホームページ制作ソフト「BiND for WebLiFE*5」をはじめ、とする3種類のソフトウェアの利用ライセンスを、実習教材として対象となる教育機関へ無償で提供するというもの。対象は、製品を利用した実習授業を行っていただける、学校法人に指定された小学校から大学、専門学校までを含む全国の教育機関です。
より多くの学生の皆さんがデジタルステージの製品に触れていただけることを願っています。
受付開始後、既に多くの教育機関様からお申込をいただいています。対象機関や条件、お申込から導入の流れなどは、下記ページからご確認ください。
詳細・お申し込みはこちらから
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「今年もよろしく」のキモチを込めて、ユーザーの皆様へFamily SALE実施中。

卒業や入学、送別会や歓迎会など大切な行事が多い春はLiFEが活躍する季節。家族の思い出作りやお友達への贈り物に、LiFE*3で映画のようなフォトムービーを作りませんか?

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