DS NEWS 特別編 205号 2012/05/30    
LiVE Mag
開発ルームから
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こんにちは!デジタルステージ平野です。
そろそろ僕らの5年ぶりの完全新作ソフト「LiVE」の細かい情報を発表し始める時期になりました。そんな中、先週は2つの大きな発表をしました。

まず、LiVEの発売日が7月27日に決定!特徴や動作環境などの詳細も明らかに!
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さらに6月13日からはサーバーも新しくなります。
BiND専用サーバーだった「BiND Server」が、LiVEでも使える「WebLiFE* Server」にバージョンアップ! 念願のマルチドメインにも対応します!

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また、先週の放送で募集した「LiVEのコンセプトビデオ」で使用する写真も、たくさんのご応募をいただきありがとうございました!ビデオは6月下旬公開予定です。どうぞお楽しみに!

最近はソフト開発と同時並行で、パッケージやマニュアルなどの印刷物も佳境を迎えています。ある時は開発をしたり、ある時はデザインや文章を書いたり、その日その時間によってまったく違う仕事をしています。今後は取材も入るので、ますます何屋さんだか分かりません(^^;)。

僕が少数精鋭の開発チームにこだわる理由は、全部が自分たちの手に収まることだから。全部自分たちだけでつくる。ソフトも、デザインも、印刷物も、宣伝も、営業も、サポートも。

今夜のLiVE Lab
 


それってものすごく大変だし、目が回るような忙しさだけど、自分たちがピンと来たものをつくっていれば、絶対に良いものになるというのが良いところです。でも逆に、気を抜くとあっという間に質は悪くなります。

だから、発売までの残り2ヶ月弱の間、僕らは全スタッフそれぞれが<自分との戦い>だったりもします。
あまり良いやり方じゃないのかも知れないけど、僕はずっとそうやってきたし、未だにこれよりも良いやり方を見つけられていません。
なぜなら、完成したときに「ああ!俺たち、良いモノつくった!」って仲間と実感できることこそが、最高のご褒美だからです。

そんな開発の様子は、今夜も生放送でお届けします。
それでは、夜9時にLiVE Lab.でお待ちしています!!

 

LiVEでは、サイトに設定するBGMや効果音など、サウンドエフェクトにもこだわって開発を進めています。
今回、サウンドプロデューサーとして立っていただいている音楽家のHiroshi Watanabeさんが先週の「LiVE Lab.」にゲスト出演し、プロの音楽家が考える“ウェブ上で効果的なサウンド”について、開発プロデューサー・平野と対談しました。
あなたもこれを読めば、思いがけない音の効果が発見できるはず?

 

平野 「今回の新作ソフト『LiVE』にはプリセットで6タイプのテンプレートが入るんですが、それらのサイトを演出するサウンドをとことんこだわって作りたいと思っていて。見るだけじゃなく、耳でも楽しめる仕掛けにしたいんです。
だから曲だけじゃなくて、効果音みたいなものを入れたいなと。うっすらと聞こえてくる草の音が流れて、文章がすんなり読みやすくなったりするような・・・」
Hiroshi Watanabe 「なるほど。実は、今回のプロジェクトって、今まで自分がやってきた『舞台音楽』の経験が活かせるかも、って感じていて。舞台音楽はメインの役者さんやストーリーを生かす脇役であって、決して主張しちゃいけない。
メインのコンテンツを引き立たせる、って意味ではLiVEも演劇的要素がすごく強いと思ってます。」

平野 「LiVEでは、ページ全体にBGMを設定もできるし、スライドごとにもBGMを設定することができる。たとえば、印象づけたいスライドだけに音を設定することもできるし、ページ全体のBGMの上に、スライドごとの効果音をかぶせることもできる。あとは、リンクボタンの上にカーソルを合わせるとピピピッと音が鳴ったり。これらはボリュームも任意で設定できるんです。」
Hiroshi Watanabe 「すごい。もう、そこまでいくと、サイトを作るすべての人が“演出家”ですね。
今までって、ウェブのBGMは単に自分の好きな音楽を貼り付ける程度だった。だけどLiVEでは自分のコンテンツを演出するための音を探していくわけじゃない?それってすごく難しいけど、まずは好みで音を選んでみて、『ここボリュームもっと小さくしよう』とか『音が目立ちすぎ』とか、徐々にユーザーさん自身が学んでいけたらいいなと。」
平野 「そうそう。派手な音ばかりドカンドカン鳴ってても、邪魔になるし効果的じゃない。ここぞっていう時に盛り上がる曲はとっておくといいですよね。ヒロシくんはDJを自分でやる時にお客さんを飽きさせないコツはありますか?」
Hiroshi Watanabe 「まずインパクトのある音でグッとひきつけた後にスーッと音を落としていって気持ちよくさせたりとか。最初に自分の世界観に引き込むことも大事だったりします。」
平野 「なるほど。LiVEでいえば、トップのスライドでドーンと派手なサウンドを入れた場合は、スクロールして先に進むにつれて心地よくボリュームを落としていくとか、そういうことですね。」

Hiroshi Watanabe あとは、あえて絵がないスライドに印象的な音だけが鳴ってる・・・。それだけでも世界観に引き込まれますよね。その場合って、音が派手じゃなくても、十分効果がある。
平野

あ!LiVEにはオープニングムービー&スライドっていう機能があるんです。秒数を決めて、サイトに来た人にまず秒数を決めてムービーかスライドショーを見せる機能。真っ暗な状態から始まって、音に合わせてじわじわスライドショーを見せていくことができる!!ちょっとメディアアート的なアーティスティックなサイトも作れそうですね。
コンテストとかやったら面白いだろうな〜。意外な使い方とかしてくるユーザーさんや曲作ってくる人もいっぱいいるかも。

Hiroshi Watanabe 間違いなく出てくるね(笑)。とにかく、せっかくゼロから音楽作るわけだから、絵に合わせたいわゆる〇〇風、みたいな音楽は作りたくない。音楽で具体的に説明するんじゃなくて、あくまでも絵を引き立たせる音楽を作っていきたいと思っています。がんばります!」

穏やかな口調ながらも熱く語っていただいたHiroshi Watanabeさん。これから作っていただくLiVEのサウンドエフェクト、一体どんな風に仕上がるのか今から楽しみですね!音楽も自分のウェブサイトを演出する大切な要素の一つ。みなさんも、ぜひ自分の音を探していきましょう!

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