YOYOGi DAiSY: Being Open (1 of 4)

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Being Open.   'オープン' という考え方。

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クリエイティブ・コモンズのセミナー。

9 月 27 日に六本木ヒルズLinkIcon六本木アカデミーヒルズLinkIconで開催された
クリエイティブ・コモンズ・ジャパンLinkIconのCCJP セミナーに行ってきました。

クリエティブ・コモンズ(Creative Commons、以下 CC)は、
ローレンス・レッシグLinkIcon教授が提唱している
知的所有権・著作権の新しいライセンスのカタチを
現実的に推進・運用していくためのさまざまな活動を行っている NPO。

詳しく説明すると難しく、長くなっちゃうし、
ボク自身、どれくらい正確に把握しているのか
あやしいところもあるんですが、
ボクの理解している範囲で簡単にまとめると、
従来の著作権法等で認められてきた
'All Rights Reserved' か 'No Rights Reserved' かという
二元論的な考え方ではなく、
'Some Rights Reserved' という中間的な領域を規定することで、
これまでにはできなかった著作物の使い方を推進していこう
という考え方であり、活動だと言えると思います。

例えば、このページのビルボード部分のデイジーの写真LinkIconは、
Wikipedia CommonsLinkIcon で見つけたモノです。
Bruce Marlin という人(もちろん知り合いではない)の写真なんですが、
Wikipedia Commons に CC の Attribution ShareAlike LicenseLinkIcon という
ライセンスで公開されているので、
その用件に従って使わせてもらっているのです。

この写真だけでなく、BiND のパッケージに同梱されている
デジステの雑誌『SyncmagLinkIcon』でも、
Wikipedia Commons に CC ライセンスで
公開されている写真を何点か使いました。
WikipediaLinkIcon の創始者、ジミー・ウェールズLinkIcon氏が
「多くの出版社が画像についてはかなりのコストをかけている。
 Wikimedia Commons を利用すればそれを瞬時に削減できる」
と言ってたという記事LinkIconを読んで、早速使わせてもらったのです。

ちょっと取っ付きにくい感じはありますが、
とてもおもしろい考え方だし、実際に使ってみると超便利。
上手く活用すれば、著作者側にとっても使う側にとっても、
お互いがハッピーなカタチが実現するような気がします。
お返しに(?)、ボクも何枚か、自分で撮った写真を
Wikipedia Commons にアップしてみたりしていますんで、
もし見つけたらどんどん使っちゃってください。

cc.logo2.jpgLicensed under Creative Commons Attribution 2.0 License.
IMGP4782.jpg『Syncmag』の Wikipedia に関するページに NYC の図書館の写真を使わせてもらいました。

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