DS NEWS 特別編 203号 2012/05/16    
LiVE Mag
開発ルームから
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みなさんこんにちは!新作ソフト開発まっただ中のデジタルステージ平野です。
今週の「LiVE Mag」は、新作ソフト「LiVE」に対する僕のロングコラムの後編。新作ソフトにかけた想いなどをお伝えしていきますので、ぜひ読んでくださいね!

この「LiVE Mag」は、毎週水曜夜9時からのUstream番組『ウェブコンポーザー学校3学期 - LiVE Lab.(ライブラボ)』との連動企画ということで始めたのですが、本来は先週がその放送の第一回目でした。ところがっ!!な、なんとロシアのデモのUstream中継に対しての妨害工作のため、全世界のUstreamサーバー自身がダウンしてしまい、記念すべき第一回目の放送ができなくなってしまいました!!
その事件の模様はこちらのYahoo!ニュースで詳しくどうぞ→『ロシアのサイバー攻撃とUstream、息詰まる戦いの結末は?』。
そんな状態の中で、自分たちの放送ができなくなっちゃった僕らは、急遽ツイキャスという別のサービスを使って緊急お詫び放送をしました。そのときの模様をYouTubeにまとめた映像がありますので、良かったらご覧ください(LiVEのデモもちょこっとありますよ!)→『LiVE Lab.の長い夜  - 5月9日密着ドキュメント - 』

で、今夜9時は・・・放送第一回目のリベンジです!
「ウェブ・プレゼンテーション概論」と題し、真剣に、詳細に、僕らのこの夏リリース予定の完全新作ソフト「LiVE」にまつわる様々なことを語っていきます。先々週の実験放送とは違って、今週は中味濃くやりたいと思ってますので、今夜時間がある方はぜひ集合してくださいね!!!

では今週も行ってみましょう!



今夜のLiVE Lab

今週の特集

僕、平野が開発中の新作ソフト「LiVE」について書いたこのコラムの前編は読んでいただけましたか?
伝えること=プレゼンテーションという話と、実は今必要なのは書籍型ウェブサイトよりも、プレゼン型ウェブサイトである、という僕の提案について予想以上の反響がありました。ありがとうございます!で、今週はその反響を受けて、『なぜ、プレゼン型サイトが必要なのか?』という話をしたいと思います。

LiVEで作れるようになる「プレゼン型サイト」は、「書籍型サイト」と比べアニメーションや音楽などを駆使できて、サイトの読み手をその世界観にグっと惹き込むことができます。ではそういう強みをどこに活かすのかというと、普通は企業ブランディングとか何かの企業プロモーションに使うんですが、僕は個人的には「じぶんプロジェクト」のために使うと良いんじゃないかな?と思ってます。
・・・ん?じぶんプロジェクト?聞き慣れない言葉です。ちゃんと説明しましょう。

これからは、仕事と個人の境目がなくなっていく時代になると思います。
働くように学ぶ、学ぶように働く、遊ぶように働く、などなど。これは僕の「ソーシャルメディアの夜明け」という本で紹介した考え方ですが、このような<仕事と個人の中間のようなミッション>が多いほうが、人生は楽しく、豊かになると僕は信じています。
だって、ただこなすだけの仕事ばかりの毎日は大変だし不毛ですよね。あるいは逆に仕事をしていない人でも、何か自分自身の本気の取り組みをつくって、その目標に向かって進んでいく毎日なら、きっと今よりも楽しい日々になるはずです。つまり乱暴に言えば、自分自身が成長できる仕事なり、遊びなりを多く持っている毎日のほうが楽しいと思う訳です。

そして、そういうそれぞれのミッションを<プロジェクト>と捉えて、楽しく取り組む人たちが増える世の中になる、と僕は予想します。
これからの時代は、ある程度自分で時間の使い方や、社会との関わり方が決められる。
大切な人生の大半の時間を(がんばれば)自分で設計できる。それが、<じぶんプロジェクト>の本質です。
それって、ちょっと怖くもあるけど、それ以上にかなり面白そうだと思いませんか?

そんな<じぶんプロジェクト>は、多くの人に伝えてこそ意味があります。
予算がなくとも、ウェブデザインの知識がなくとも、あなたの手でウェブ・プレゼンテーションサイトを納得のいくまで作ってみる。
そして、公開して伝えてみる。自分の想いで始めたプロジェクトだからこそ、まるで、あなたの口や身振り手振りでプレゼンテーションするように、ウェブサイトで表現できたら、きっと見るにとっても魅力的な内容に映るはずです。

それに今はソーシャルメディアが発展してるので、誰もがブログやツイッター、フェイスブックなどで日々発信することはもはや当たり前のことになりました。だからこそ、その「先」を見たくなる。表現したくなる。「もっと自分らしいデザインで......」「もっと内容が視覚的に伝わる構成で......」。自分の活動を自分らしく表現して、共感してくれる人を増やしたい。

事業やプロジェクトの活動内容、イベントの模様をもっと臨場感あふれるように伝えて、多くの人に共感してほしい。
そこに必要なのは、まさにプレゼンテーション感覚です。
あなたの想い、アイディアをビジュアルや形にしてつなぎ合わせることで、ウェブとして表現する。
それが「LiVE」が考えるウェブ・プレゼンテーションです。


“live”って単語は、すごく面白いんです。まず、「ライブ」と「リブ」というふたつの読み方があるんですよね。
じゃあこのソフトはどっちなの?というと、実は「ライブ」と読む「生」という意味ではなく、「リブ」と読む生活、暮らし、生き方のほうに惹かれました。
だから、このソフトは「ライブ」と発音しますが、ひとの生き方や生活のことを意味します。

これからはきっと、個人の「生き方」が大切になる。いろいろ可能性が広がっている時代だけど、その分、とても難しい時代だとも思う。
そういう時代だからこそ、大げさかも知れないけど、僕らはいろいろな人と一緒に生き方をつくりたいんです。

こういう生き方もあるんだよ、こういう人生の楽しみ方、生計の立て方もあるんだよって。それは僕が誰かに押し付けるものではなく、それぞれが見つけていくもの。でもそこにツールがあったほうがいい。だからLiVEをつくりました。

それぞれが生き方を見つけていくために何が必要か。それは、思いや考えを伝えること。
そしてそれを伝える場は、今の時代ならウェブです。
ここで言う「伝える」ということは、つまりプレゼンテーションする、ということ。昔のビジネスプレゼンテーションとはまったく違う意味です。

向き合い方が大切であって、ソフトウェア云々の話とは根本的に違うと思っています。
本当はほかの言葉が良かったのかも知れない。でも、考えれば考えるほど、今、必要とされているのは、新しいプレゼンテーションなんです。
必要な人には熱烈に必要とされる、手に触れた人の何割かが震えるほど感動する、自分の中の可能性に気づくソフトにしたいと思っています。

いくつもの表情があり、想いがあり、それぞれの営みがある。
それらが重なり、表現となり、世界中のひとびとへ届くこと。
たとえ、どんなに小さな想いであっても、どんなに小さな種であっても、風となり、鳥となって、その想いを運ぶ。そんなツールになるようにLiVEをつくりました。

はやくみなさんのお手元で、LiVEが羽ばたきますように!
LiVEはこの夏、リリース予定です!その詳細は毎週水曜夜9時のUstream生放送でもお届けしていきます!お楽しみに!

◎このコラムに関するご意見、ご感想は dsp@digitalstage.net までどうぞ!

 

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