Photo is ... あらためて、写真について考える。
写真は「○○○」。
ジョン・レノンといえばNYC。これはセントラル・パークにある 'Imagine' の碑です。ボクも初めて NYC に行ったときに訪れましたが、デジタル以前の時代だったので撮った写真を紛失してしまいました…。(Photo by Poniol60 / Public Domain)少し前に OA されていた富士フィルムの TV CF に
「Photo is ...」というシリーズがあって、ボクはとても好きでした。
いくつかあったパターンの中で、特に好きだったのはオノヨーコさんが出演していたもの。
「Photo is ...」という英語のナレーションではじまり、
生前のジョン・レノンとの写真とともに、
「写真は愛」
「写真はあなた」
「写真はメッセージ」
「写真は思い出」
「写真は家族」
「写真は笑顔」
「写真は平和」
というナレーションが英語と日本語で流れるというものでした。
ボクは以前からジョン・レノンとヨーコさんのファンなので、CF の中で使われてる写真は、
写真集(例えば『
JOHN LENNON "THE NEW YORK YEARS"
』や『
ジョン・レノン 家族生活
』など)や
映画『
イマジン
』、ジョン・レノン・ミュージアムなど、
いろいろなところで何度も目にしてきているものなんですが、この CF がグッときた理由はそれだけじゃありません。
アートとして、記録として、メッセージとして、そしてコミュニケーションの手段として、
「写真」というものの持つ魅力がとてもシンプルに、強く、そしてあたかかく伝わってきたのです。
デジタル・カメラとインターネット(あとカメラ付き携帯電話かな?)の普及とともに、
「写真」というものの意味や役割が、大きく変わった気がします。
プロ顔負けのデジタル一眼レフのカメラからコンパクト・カメラやカメラ付き携帯電話まで、
誰もが手軽に撮影ができて、それがいろいろ使うのに十分な解像度で、
しかも flickr や fotologue、Picasa といった
便利なサイトを使っていろいろなカタチで簡単に発表したり共有したりできる。
そういう意味では、今まで以上に写真が身近になった時代なんだと思います。
自分でウェブサイトをつくることを考えても、写真は重要な構成要素です。
いい写真があればサイトの出来映えも変わってくるし、つくっていても楽しいものです。
なので、今回は写真についてちょっと考えてみることにしました。