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2007 OCT 31 WED

Good Design Award 2007   グッドデザイン大賞選出式

今日のハナシではありませんが、先週の木曜日、10 月 25 日に、
グランドプリンスホテル赤坂でグッドデザイン大賞選出式がありました。
ボクは行けなかったので、代わりにカワムラくんにレポートしてもらいました。
以下、カワムラくんのレポートです。

こんばんは。はじめまして。カワムラです。

今回デジステ開発クルーの数人は、開発の合間を縫ってグッドデザイン大賞の選出および表彰式に参加してきました。
BiND は今回「中小企業庁長官賞特別賞」を頂きました。応援してくださった方々本当にありがとうございました。
この場を借りてお礼を申し上げます。

さてこのイベント。各グッドデザインの授賞式はもちろん、全受賞作品の中から1点だけ大賞が決定する選出式も同時に行なわれます。
今年の大賞候補は eneloop universe products(充電式カイロ、ソーラー充電器など)、HondaJet(ビジネス用小型飛行機)、
スピーナ(オフィスチェア)、Wii(家庭用ゲーム機)、N700系(新幹線)、レトロフィット(耐震補強ルーバー)の6点がノミネート。

ちなみに Good Design Award 2007 の受賞結果はこちらLinkIcon

個人的には Wii に受賞してもらいたかったのですが決選投票の結果残念ながら2位(ザンネン)。
大賞は eneloop universe products がみごと大賞を受賞しました。
このプロダクトは充電式カイロやソーラー充電器、ポータブルウォーマーなど「繰り返し使う」ことのできるプロダクト群です。
大賞選出の前に各プロダクトのプレゼンテーションが行なわれたのですが、
eneloop のプレゼンテーションは「プロダクトを通して太陽のエネルギーや環境を感じてもらう」という下りが
とても印象的ですばらしく、一人で感動してました。

どのプロダクトもプロダクトを通じてメッセージを伝えたり、使ううちに別な事を気付かせてくれたり。
デザイナーとして見習う所も多く「これからのプロダクトも良いものにしていかなきゃなぁ」と
あらためて考えさせられ、とても良い刺激になりました。

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2007 OCT 19 FRI

Web Designing Live Seminar   『Web Designing』誌の主催による BiND のセミナーがありました。

IMGP5091.JPG今日は 16:00 から竹橋パレスサイドビル / マイナビルーム A で、
「BiND for WebLiFE* をプロの視点で徹底解剖」と銘打った
Web DesigningLinkIcon』誌の主催によるセミナー、
Web Designing Live Seminar / BiND for WebLiFE*LinkIcon がありました。

スピーカーは、(株)サイバーガーデンLinkIcon代表取締役で、
ウェブプロデューサー / コンサルタントの益子貴寛さん。
ウェブサイトのプロデュースや戦略立案、コンサルティング、
ウェブクリエイター向けの講義やトレーニング、
さらに『 Web標準の教科書 LinkIcon』・『 スタイルシート・デザイン LinkIcon』・
変革期のウェブ LinkIcon』等の執筆活動などで知られ、
社団法人全日本能率連盟登録資格「Web検定」プロジェクトメンバーでもある方です。
そしてもちろん、デジステからは平野くんが出演。
益子さんの「XHTMLとCSSの品質」というハナシ、平野くんのデモ、
そしてふたりの対談と質疑応答という流れで、トータル 2 時間行われました。

『Web Designing』誌の主催ということで、内容はかなり専門的というか、ちょっと難しいハナシだったりもしたわけですが、
特に仕事としてウェブ制作に関わっている人、これは、単にウェブ制作を仕事にしている人だけではなくて、
もっと広い意味で、自分の仕事で何らかのカタチでウェブづくりに関わっている人にとって、
BiND とはどういうソフトなのか、BiND でつくった BiND サイトとはどのようなサイトなのか、といった部分に焦点を当てて、
益子さんという、第三者的に BiND を見ることのできるウェブ制作のプロの視点も交えて語られました。

まぁ、開発スタッフのボクが言うのもなんなんですが、まぁ、けっこう技術的で細かくて難しいハナシなんです。
開発中もいろいろ耳には入ってきてましたが、ボクにはようわからん、何だか呪文みたいに聞こえてた部分だったりするわけで。
でも、みんながものすごく苦労して、でもこだわっていた部分です。それは、もう、イヤっていうほど見てました。
なんでそんなにこだわっていたかっていうと、いいサイトをつくれるソフトにしたかったから。
ブラウザで見てもソースコードを見てもいいサイト、どんなブラウザで見てもいいサイトを、
余計なこと(多くのムダなこと!)に煩わされることなくつくれるソフトにしたかったからです。
もちろん、ボクのようなソースコードとかチンプンカンプンな人間にとっても、バリバリウェブをつくってる人にとっても、です。

今日のハナシでもチラッと、来年予定している SYNC for WebLiFE* と絡めて今後やろうとしていることで、
特にウェブのプロの人にとってとても興味津々なんじゃないかと思われるハナシがチラホラと出てましたが、
実はウェブ制作のプロの人にとっても、なかなか味わい深い、噛めば噛むほど…なヤツなんです、BiND ってば。
その辺もいろいろと考えてるんで(この辺は平野くんとかカワムラくんとか、もう、超ツボなんで、
間違いなくメチャメチャ、それこそ必要以上にがんばっちゃうはずです)、これからの BiND(と SYNC)にも乞うご期待です。
それまでに、BiND を手に馴染ませといてくださいね。

IMGP4925.JPG入り口の告知ボード。とてもキレイな会場でした。

IMGP5136.JPGセミナー中の平野くん。「なぜ、僕たちはがんばるのか?」なんて書いてあります(笑)。

IMGP5066.JPGこちらもセミナー中。スクリーンは 2 面でした。

IMGP5154.JPGSYNC のハナシもしてました。たぶん、技術的なことがわかる人にとっても、すごくおもしろいものになるはずです。

IMGP5208.JPG会場の様子。けっこう暗くて、ちょっと不思議な雰囲気でした。

IMGP5185.JPG対談中のふたり。益子さんが BiND に関する質問を平野くんにするというカタチで行われました。

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2007 OCT 05 FRI

BiND @ Apple Store Ginza   BiND、プレゼンテーション・イベント @ アップルストア 銀座。

代々木での出来事ではありませんが、今日は銀座のアップルストアLinkIconに行ってきました。
目的は、3F のシアターで 6:30 PM から行われた「BiND for WebLiFE* プレゼンテーションイベント」。
BiND 発売以来、初めてのイベントです。出演はもちろん平野くんなんですが、
発売後、ユーザーさんと顔を合わせられる初めての機会なので、とても楽しみにしていました。

6 時過ぎに銀座に到着。週末の夜、しかも iPod touchLinkIcon 発売ということで、店内はすごい賑わいでしたが、
3F のシアターも負けてません。すでに満席、立ち見の方もいるような状態でした。

イベントは 定刻通りにスタート。最初に平野くんがみなさんに聞いてみたところ、ほとんどの方がすでに BiND ユーザー!
プレゼンテーションの内容は、より具体的な、BiND を使う上でのハナシになりました。
だから、もしかしたら、まだ BiND を持っていない人にはちょっとわかりにくいところもあったかもしれません。

IMGP4856.JPG1F エレベーター前の告知ボード。

IMGP4870.JPG立ち見が出るほどの盛況ぶりでした。

IMGP4900.JPGジャンケン大会。平野くん、いいポーズ(笑)。

まぁ、どっちにしても、BiND って、ぶっちゃけたハナシ、
他のデジステのソフト(ちなみに、ほとんどの方がデジステユーザーでした)と比べると、
地味っつうか、マジメっつうか、ちょっと派手さに欠ける部分があると思うんですよ。
画面の操作や動きなんかもわりとシンプルだし、けっこう細かい部分もあったりして。
だから、最初はなかなかコツがつかみにくいところもあると思います。だって、ボクらだってそうなんですから。
でも、ちょっとコツをつかめてきちゃうと、すごく使い勝手がいいし、「使える」ヤツだと思うんですよ。
すぐにはピンときにくいかもしれないけど、ちょっとずつジワジワくる。そんなヤツです。
実際、今、つくってるこのページだって、イベント後にご飯を食べてから代々木に戻ってきて、
撮った写真をチャチャっと選んでサクサクっとつくれちゃってますから。

平野くんもイベントで言ってましたが、あーでもないこーでもないって試行錯誤する(できる)ことが、
BiND の楽しいところだし、いいところなんだなぁ、とあらためて感じました。イジってるとジワジワきますよ、BiND ってば。

*何か、不明な点や質問、意見等がありましたら dsp@digitalstage.netLinkIcon までメールを頂けると嬉しいです。
 それぞれのメールに個別に返事はできないかもしれませんが、できる限りサイト等に反映させていきたいと思っていますので。

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2007 OCT 01 MON

BiND x Good Design Award 2007   BiND、グッドデザイン中小企業庁長官特別賞を受賞。

今日、10 月 1 日 14 時に発表された Good Design Award 2007LinkIcon で、
BiND が特別賞のひとつ、「中小企業庁長官特別賞」を受賞しました。
これまでにも、motion diveLinkIcon シリーズや LiFE*LinkIconIDLinkIcon
何度か受賞しているんですが、やっぱり嬉しいし、つくづくありがたいなぁ、と感じつつ、
この賞に恥じないものにしていかなきゃなぁ、とあらためて感じたりもします。

ソフトウェアって不思議な製品で、パッケージとして販売してても、
その時点で完成でありつつも、まだ先があるというか、
上手く言えないんですが、とても不思議な形態と製品だなぁ、と思うのです。
そこには良い面も悪い面もあるんだと思うんですが、
せっかくなんで良い面を活かしていきたいな、と。
そんな風にあらためて思ったりしました。

で、早速なんで今年の受賞作品を一通り見てみたんですが、
やっぱりなかなかステキなモノが揃ってますね。

個人的に魅かれたのはキッザニアLinkIcon
木野部海岸心と体を癒す海辺の空間整備LinkIcon
どちらも行ったことはありませんが、とても気になります。
あと、弧印LinkIconというハンコは目からウロコでした。
それから、ロングライフデザイン賞を受賞したパナソニックのヘッドランプLinkIcon
コイツは実際にトレッキングのときに使ってるんですが、
遠くと足元を同時に照射する「2点照射レフ」とか、超便利です。
新しいというのはもちろん大切な価値観ですが、
こういう風に、長く使えるモノって、なんだかすごく魅かれます。

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IMGP4789.JPGこれまでに頂いた Good Design Award。ちゃんと飾ってあります。なぜか、横にはブラジルの国旗が(笑)。

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2007 SEP 14 FRI

Happy Birthday, BiND!!   BiND 発売記念、チャット大会。

日付が変わって今日、9 月 14 日、
無事に何とか(!)BiND の発売日(=誕生日)を迎えました。

今日、代々木のデジステでは恒例(?)の発売記念チャットが行われました。
参加するのはもちろん平野くん。ものすごい勢いでタイピングしています。
ボクもちょこっとだけ参加(っていうか、YOYOGi DAYS の宣伝)をしましたが、
他のスタッフはものすごい勢いで書き込まれていく書き込みを目で追うので必死、
とても入っていけない様子でした(そういう人、多かったんじゃないですか?)。

スタッフはみんな、「あぁ」とか「おぉ」とか言いながら、
みなさんの書き込みを目で追っていました。
やっぱり、こういう風にみなさんの声がダイレクトで届く機会ってあんまりないので、
すごく新鮮だし、参考にもなったり、励みになったりします。

もちろん、メールで届くみなさんの意見や質問などには目を通していますが、
メールって書く方もちょっと構えちゃうし、時差もあります。
その点、こういうカタチのチャットって、一言だけでもすぐにポロッと書けちゃうし、
そういうテンションの違いみたいなのが新鮮でした。

あと、みなさんの熱い気持ちや BiND に対する大きな期待感、
あたたかいメッセージも、グッときちゃいました。
ただただ感謝の気持ちを持ちつつも、
同時に、あらためて気を引き締めなきゃな、って思いました。
もちろん、ボクらは精一杯、いいものにしようと頑張って BiND を開発しましたし、
すごくいいものになっているとも思っています。
でも、一方で、平野くんがチャットで言ってた通り、
「BiND の出来は 80 点」というのも本当だと思います。
「80 点のモノを売るなよ!」って言われちゃうかもしれないですが、
でも、BiND はまだ完成じゃないし、
これからどんどん良くなっていくものだと思っています。
ウェブがつくったら終わりじゃないように、
BiND も、みんなで(みなさんも含まれてますよ)使いながら、
少しずつ、もっともっといいモノになっていくんだと思います。

まぁ、今日は誕生日ですから、これからどんな風に育っていく(育てていく)のか、
今からとても楽しみです。



っつうか、正直なところ、よく今日の日を迎えられたな、というのが今の心境です。
いつも思いますが、今回はいつも以上に「本当に間に合うのか!?」って感じでした。

でも、できちゃうもんなんですね(笑)。なぜか。

まぁ、これでなんか一区切りみたいな気持ちになっちゃいがちですが、
もちろん、これで終わりじゃないです。むしろ、これからです。
大切なのも、そしてお楽しみも。

とりあえず、今日、一緒に BiND の誕生を祝ってくれたみなさま、
ありがとうございました。 これからも BiND をヨロシクです。
みんなでかわいがってやってくださいね。

IMGP4311.JPG誕生日といえば、やっぱりケーキです。
IMGP4301.JPGチャット中の平野くん。昔とったナントカでしょうか、ものすごい勢いです。タイピング中の平野くん、思いのほか姿勢がいいです。
IMGP4303.JPGチャットの画面はこんな感じ。ものすごい勢いで、目で追うのがやっとでした。
IMGP4318.JPGオマケ。これはいったいなんでしょう? ヒント:BiND で、よく見かけます。

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2007 SEP 11 TUE

Travelling Company?!   『旅する会社』、本日発売。

978-4-7561-4997-8.jpg装丁は BiND の UI デザインも手掛けたナガフジくん。写真はブラジルで撮ったもの。9 月 11 日といえば、世界的にいろいろな意味のある日なわけですが、
今日、平野くんの本、『旅する会社LinkIcon』がアスキーLinkIconさんから発売になりました。

この本は、平野くんが『MACPOWER』誌に 4 年間(!)、連載していた「未来のカタチ」をベースに、
新たに(BiND 開発の殺人的スケジュールの中)書き下ろしコラムやカラー・ページを加えたものです。
サブ・タイトルは「(株)デジタルステージ代表 平野友康のすごいソフトウェア開発」。
LiFE*LinkIcon の発売直後から始まって、IDLinkIconmotion dive コンソールLinkIcon
そして BiNDLinkIcon へとつながる 4 年間を網羅し、
タイトル通り「旅」を重ねながらソフト開発をしてきた 4 年間の軌跡であり、
ものづくりやアイデアの出し方のヒントにもなっているような、そんな読み応えのある一冊です。

ボクが編集を担当したんですが、あらためて読み返してみてビックリしたのは、
数年前の原稿でも全然古くない、今でも十分 '読める' 内容だったこと。
はじめにこのハナシが出たときは、正直、「結構シンドイかもなぁ」なんて思ったんですが、
あらためて読み返してみたら、どのハナシも今読んでもおもしろい内容でした。

たかが 4 年間と思われるかもしれませんが、
連載っていうのは、わりと時事的なネタを扱いがちで、
そのときにフレッシュであることを重視する傾向があるので、
後から読んでもおもしろい、っていうのは思いのほか難しいことなのです。
平野くんももちろん、時事的なネタは取り上げているんですが、
その根底にある発想の仕方やその活かし方がキチンとしていて、なおかつ独特なので、
ネタが新しいか古いかに関わらず、おもしろいと感じるんだと思うのです。

この本がコラム集なのかビジネス書なのかクリエイティヴ本なのか、はたまたいわゆる社長本(笑)なのか、
どうジャンル分けするのか、読んだ人がそれぞれ判断すればいいことだと思いますが、
ものをつくったりアイデアを出すときに、何かのヒントになるような、そんな本じゃないかと思います。

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2007 SEP 10 MON

BiND: Get ready.   BiND 発売直前の代々木の様子。

発売週にもなると、代々木はだいぶ雑然としてきます。
店頭ディスプレイ用の部材やら、EC での予約分の発送やら、みんなてんてこ舞いです。

特に営業チームは最後の仕込み、ここ数ヶ月間の努力をカタチにする大事な期間です。
当然、営業チームは総動員でいろいろな店頭ディスプレイやらデモ用の PC やらを準備します。
みなさんの目に触れる部分ですから、とても大切な作業です。
でも、実はけっこう、手作りだったりしています。この辺は、やっぱデジステっぽいですね。

IMGP4268.JPG今週はこんな状態です。

IMGP4277.JPGPV の DVD。ものすごい枚数です。

IMGP4270.JPG店頭ディスプレイ用の「枠」。モニタに付けて使います。これも手作り。

IMGP4285.JPG店頭用のパネルかな?

IMGP4288.JPGこれもパネル? とにかくたくさんあります。

IMGP4272.JPGちょっとわかりにくいですが、店頭デモ用の PC です。

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2007 SEP 05 WED

Lights, Camera, Action!   BiND の PV 制作。

ここ数日、代々木のデジステでは BiNDLinkIcon の PV の構想が練られていました。
まぁ、端から見てる限り、平野くんとカワムラくんが
何やら楽しげに話してる、って感じでしたが…。

で、撮影が行われました。
PV とはプロモーション・ビデオのこと。店頭やウェブで流れる紹介ビデオです。

これまでも、IDLinkIcon のときなどに PV はつくってて、
全国の小売店の店頭で延々とリピート再生で流れていたわけですが、
知らずに店に立ち寄ったら聞き馴れた声(=平野くんの声)が聞こえてきて
ボクら自身もビックリ、なんてことが何度も起こってたりしていました。

デジステでは PV の制作も自分たちでやっています。
今回はカワムラくんと平野くんがふたりで担当。
とは言っても、平野くんは出演者でもあるので、当然、ふたりで何役もこなします。
「出演者=平野くん」「撮影・音声=カワムラくん」ってこと以外は、
明確な役割分担はあんまり決まってないみたいです。

撮影場所も代々木の入り口のカフェ・スペースと呼ばれる部分。
撮影用の幕(今回は黒の幕を使ってます)が張れるようになっていて、
パッケージの写真の撮影なんかにもよく使うスペースで撮影します。
これまでの PV も、社内だったり事務所のビルの屋上だったり近所の公園だったり、
そういう身近な場所で普通に撮影していたりします。

奥で仕事をしてる他のスタッフに
「みんな、大きな声出さないでねぇ〜」なんて声をかけて撮影開始。
何度か NG を出しつつも、サクサクと撮影は進行して小1時間で終了。
この手際の良さはちょっと驚きです。
平野くんが喋りが上手いことや、
語るべきことが頭に入っていることはもちろんですが、
何よりも、ふたりの頭の中に完成形がイメージできてることが、
手際の良さのいちばんの理由なんじゃないかと思います。

*こういうビデオの撮影って、一見すると難しそうに見えるかもしれませんが、
 ちょっとしたノウハウで、わりと簡単に、自分たちで(ここが大事!)、
 結構いい出来の(ここも大事!)モノができちゃったりするんで、
 一度、ノウハウをまとめてみるといいかもしれないですね。

撮影が終わったら早速編集作業。
撮影したテープをモリモリとマックに取り込んで、
平野くんとカワムラくんがふたりで手分けして編集します。
平野くんは新しくなったばかりの Keynote '08LinkIcon を駆使して、
テロップのテキストなどもその場でガシガシ打ち込んでいます。

*さすがに世界一の Keynote 使いはスティーヴ・ジョブスLinkIconだと思いますが、
 平野くんは日本でも屈指の Keynote 使いなんじゃないか、って気がします。
 Keynote ってプレゼンテーション・ソフトなんですが、実はビデオ制作にもかなり使えます。

IMGP4239.JPGカメラのセッティングと音のチェックをするカワムラくん。監督兼撮影兼構成兼音声兼編集兼その他諸々…の担当です(笑)。
IMGP4241.JPG出番前の平野くん。かなり雑然とした中で撮影しています。ちなみに、奥に見える旧型の iMac でこの YOYOGi DAYS はつくっています。
IMGP4237.JPG全体像はこんな感じ。実際のビデオに写ってる映像と比べてみると面白いですよ。

そんなこんなで、夜に始まった PV 作りも朝方には 'ほぼ' 終了。一回寝て、翌日見直して、微調整をすればもう完成です。
BiND のパッケージをつくっているときも感じたんですが、この 'ほぼ終了' 状態で一回寝て、起きてチェック、ってプロセスが
個人的には結構重要なんじゃないかな、なんて思っています。

ともあれ、あれよあれよという間に PV は完成。ちなみに、音楽を手掛けたのは、代々木のオフィスをシェアしてるので
ほぼ毎日のように顔を合わせてる DJ SODEYAMALinkIcon。とても(むやみに?)壮大な仕上がりになっています。
果たしてどんな出来映えか、ウェブLinkIconや店頭(かなり大きな画面で流れるところもあるみたいです)で、ぜひチェックしてみてください。